【特集】
脳科学研究の最前線
遥か彼方に広がる宇宙と、身近な存在である脳。この2つほ
ど、科学者の興味を かきたてる研究テーマはないだろう。
本号では現在の脳科学研究の現場で行われて いる研究につ
いて、第一線の研究者に執筆いただく予定である。
脳はまだまだわからないことが多く、それゆえに研究テーマ
としては深いものが ある。脳を知るということは、数々の
病気の原因を知ることだけではなく、我々 人間がなぜ生き
ているのかを探ることにもつながっていく。
人は匂いや時間をどのように認識しているのか、統合失調症
の原因究明など、
最新の、脳にまつわる科学を概観する。
◇脳と心の分子メカニズム― 大きな遺伝子効果を利用した
統合失調症の病因研究― … 新井誠、市川智恵、糸川昌成
◇生物時計― 体のリズムを統合する脳の時計機能―
…本間さと
◇脳の発生・発達における神経幹細胞
…篠原広志、大隅典子
◇双極性障害における神経生物学的研究 …加藤忠史
◇学習と脳の可塑性 …高橋宏知
◆総説◆
◇日本人ときのこ
・日本のきのこ分類研究のあけぼの …根田仁
・冬から春にかけての野生きのこ …吹春俊光
◇第2回GABEX国際会議
― 国内で催された生命・医療倫理の大規模国際会議―
…有馬斉、伊吹友秀
◇物理学科卒業の私が漫画家になったわけ
◆連載◆
◇光る生物の応用研究最前線 第3回
化学者にとっての、はかない生物の光
―ホタルイカの生物発光― …寺西克倫
◇昆虫のふしぎを探る 第1回
ヤマトヒメミミズの再生研究による未知の遺伝子の探索
…茗原眞路子
◇やさしい生命倫理学講座 第2回
発生学の展開と幹細胞研究の諸問題 …井上悠輔、赤林朗
◇女性研究者を支援する取り組み 第4回
神戸大学の女性研究者支援
―「神戸スタイル」によるシステム改革― …朴木佳緒留
ほか
発売日 3月10日
Biophiliaを購入