【特集】
『環境遺伝子』研究の最前線2
−化学物質の環境リスク研究への取り組み−
環境汚染問題も含め、化学物質に囲まれたこの地球上での我々の生
活にはどのような危険が潜み、あるいは実際に我々に忍び寄ってき
ているのであろうか? 環境化学物質がもたらす「環境リスク」問
題は未来(次世代)に先送りしてはならない「疑わしきは罰せず」
ではすまされない問題である。「環境リスク」研究の最前線を探る。
化学物質の影響から未来世代を守るために
深田秀樹、森千里(千葉大学)
発達障害の要因となる神経毒性をもつ環境化学物質
木村-黒田純子、黒田洋一郎(東京都神経科学総合研究所)
胎児期・新生児期の化学物質曝露と発達への影響
大竹貴光(産業技術総合研究所)、許暁彬(武蔵大学)、
加藤進昌(昭和大学)
環境ホルモンの男性生殖機能への影響
岩本晃明(国際医療福祉大学病院)、
吉池美紀、野澤資亜利(聖マリアンナ医科大学)
環境化学物質の子どもへの健康影響を探る
曽根秀子、米元純三(国立環境研究所)
子どもたちの健康と環境を守るために―世界の動向―
河原純子(国立環境研究所)
【巻頭言】
生命科学の進展に寄せて
林良博(東京大学)
【総説】
植物で作る環境にやさしいプラスチック
島田浩章(東京理科大学)
【総説】
「植物医師」の養成と「植物病院」ネットワークの構築を目指す
難波成任(東京大学)
【総説】
NRBP(ナショナルバイオリソースプロジェクト)紹介
酵母−究極のモデル生物−
中村太郎(大阪市立大学)
【連載】
生き物たちに向けてきたまなざし
21世紀に向けて転換する世界観
西村顯治
【連載】
ヒトと動物の共生へ
動物福祉ってなんだろう?
本田幸恵
ヒトの心の発達とその精神病理の理解を目指して
統合失調症の認知機能への神経心理学的アプローチ
松井三枝(富山大学)
【someone-Biophilia連動企画】
石油に依存しない新しいエネルギー源のために
―イオン液体を使ったセルロースの常温溶解―
大野 弘幸(東京農工大学)
環境を浄化する細菌
―自然環境中のアナモックス細菌を探し出せ!―
天野 皓己、吉永 郁生(京都大学)、
諏訪 裕一(中央大学)
【Silva Scientiae(海外科学雑誌情報)】
久原孝俊(順天堂大学)
【研究室訪問】
日本女子大学理学部 宮本研究室
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