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2008年3月(春)号(Vol.4-1 No.13) Biophiliaを購入

特集 Biophilia Special

「環境遺伝子」研究の最前線
─環境汚染と健康、人類の未来は大丈夫?─

化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の取り組み
 ―総合戦略ExTEND2005の推進―
                     木村博承

総論内分泌かく乱化学物質研究の世界的動向
                     井上達

内分泌かく乱物質が及ぼす発生、成長への影響
                井口泰泉、中村武志

ダイオキシン類の環境汚染に伴う野生生物への影響
 ―野生生物におけるAHR-CYP1Aシグナル伝達系の種多様性―
                岩田久人、金恩英

ゼブラフィッシュで観たダイオキシン毒性発現のメカニズム
                     寺岡宏樹

ポリ塩化ビフェニルによる器官の発達、機能維持への影響
 ―甲状腺ホルモンを介するPCB類の作用機構―
                鯉淵典之、岩崎俊晴

母体へのダイオキシン曝露が新生児に影響をもたらすメカニズム
                     西村典子


【Biophilia 鼎談】

こんな生徒に医学部を目指してほしい
 ―日本の医療の未来のために
           井村裕夫/吉田則彦/小林英司


【連載/Serial】

ヒトの心の発達とその精神病理の理解を目指して 第3回
脳の形態から統合失調症を明らかにする
                     鈴木道雄

遺伝子操作マウスを用いた情動制御機構の解析
                Zhao Yingluan、森寿

ヒトと動物の共生へ 第11回
軽井沢ベアドッグ物語
 ―人とクマとの親善大使になれるか― 
                     田中純平

化学進化論で探る生命起源 第3回
地球外物質に見る化学進化の形跡と地球外生命
                     村江達士

生き物たちに向けてきたまなざし
ナチュラルデータと取り組んだ歴史 第3回
自然観に時間軸が導入される
                     西村顯治

【総説/General Remarks】

ブタのしぐさと賢さの神経機構に迫る−ブタの脳科学−
                     齋藤敏之

光環境が早産児・新生児の脳に与える影響
 −新しい光受容体「メラノプシン」のもつ意味−
                     太田英伸

【someone-Biophilia 連動企画】

環境の変化が引き起こすミジンコの変化
 ―水環境の変化により赤くなるミジンコ―
                     時下進一

さらなる広がりを見せる「教育応援プロジェクト」 
海外科学雑誌情報 Silva Scientiae 6
                     久原孝俊

【特集 トビラ】

 環境汚染問題も含め、環境中微量化学物質に囲まれた
 この地球上での我々の生活は、果たして問題ないのだ
 ろうか。あるいは、野生生物に影響が出ても、構造の
 違う高等生物、人間には明らかな毒性が認められない
 から問題ない、と片づけてよいのだろうか。
 「環境汚染と健康」問題は未来(次世代)に先送りし
 てはならない、「疑わしきは罰せず」ではすまされな
 い、それが今回のテーマ。
 国には国の、企業には企業の方針があり、次元の異な
 るところでものごとが取り決められていることは歴史
 が物語っている。薬害問題がいい例だが、後になって
 やはり「あれは毒でした」ではいつまでたっても同じ
 歴史の繰り返しになってしまう。
 ただ、そういう部分もこのビオフィリアにしっかり残
 しておく、というのであれば、それも本誌の使命かも
 知れない。一般に胎子および新生子は成体と比べて薬
 物等への感受性がきわめて高く、内分泌かく乱化学物
 質が不可逆的に脳あるいは生殖機能を障害する可能性
 が示唆されている。内分泌かく乱化学物質の作用メカ
 ニズムの解明は、分子生物学的知見を基に新しい時代
 に入ったといえるが器官形成・発達時期である胎子・
 新生子期での内分泌かく乱化学物質曝露が、 長期に
 わたって不可逆的にフィードバック機構の破綻を招来
 する作用機序については不明な点が多い。
 さらに近年、細胞世代を超えて継承され得る、塩基配
 列の変化を伴わない遺伝子発現制御について研究する
 新たなパラダイムとして、エピジェネティクスの領域
 が提唱され、内分泌かく乱化学物質が生物系に及ぼす
 環境エピジェネティクスの展開が期待される。
 本号では、環境化学物質が生態系や人間の健康へ及ぼ
 す作用の分子基盤に関し、日本および世界の研究者が
 これまでどのように取り組んできたのか、また、今後
 の行方について第一線でご活躍の方々にわかりやすく
 概説していただく。
              (編集担当:星 信彦)

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いざ“生”の扉へ
─クローンとエピジェネティクスの
新展開─

東條英昭 / 監修
今川和彦 / 編集
 

 
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